ウエブアプリケーションService Worker
プログレッシブウェブアプリ(以後「PWA」と呼びます)は、Webアプリに関する新しい概念です。
|
アプリの安定性(ネットワーク障害時の処理など)、体感速度、ユーザーエンゲージメント(ユーザーの満足度・ユーザー体験など多岐の物事を要因とするアプリへの依存度)の点で最高のパフォーマンスをユーザーに提供することを目的としています。
|
ブラウザ側でサポートしている機能
1.オフラインモードでの実行 |
2.ホーム画面上でのアイコンの表示(ホーム画面への追加・インストール) |
3.アプリ間通信のサポート |
4.Bluetoothのサポート |
5.NFC機器のサポート |
6.近接度センサーのデータへのアクセス |
7.カメラ&マイク機能へのアクセス |
8.位置情報&端末の方向性&加速度センサーのデータへのアクセス |
PWAの開発
まずは、PWAに必要なマニフェストファイル(メタデータの定義)を作成します。 |
マニフェストファイルでは、アプリの基本的な設定をJSON形式で定義します。 |
たとえば、アプリ名(name、short_name)、説明(description)、背景色(background_color)、アイコン(icons)、起動時の表示形式(display)、起動時の画面の向き(orientation)などが定義できます |
PWA以外の選択肢
1.ネイティブアプリ |
端末側の多くの機能にアクセスできます。体感速度の点において最も優れています。アプリストアにも提出できるので、ユーザーの目に留まる機会も増えます。ただし、プラットフォーム専用のプログラム言語でアプリを構築する必要があります。また、重要性や種類にもよりますが、更新情報があればダウンロードが都度必要となります。 |
|
2.Webアプリ |
インターネット接続が必要となる、端末にインストールができない、端末搭載の機能が使用できない(プッシュ通知、NFCなど)、ユーザーへのアピール度(ユーザーエンゲージメント度)が低いという点で他の選択肢より劣ります。 |
|
3.ハイブリッドアプリ(Cordova/PhoneGap) |
ハイブリッドアプリは、ネイティブアプリとWebアプリの中間に位置し、両アプリの長所を受け継いでいます。ハイブリッドアプリはWeb開発の言語を使用するため対象のプラットフォームを選びません。また、プラグインを使用すれば端末側のネイティブ機能にもアクセスできます。また、ハイブリッドアプリとPWAはどちらもWebView上で実行されるため、パフォーマンスに関しては大きな差はありません。短所としては、端末側の機能にアクセスするときにはプラグインを使用することです。 |
↑ PAGE TOP